学部案内

学部長からのご挨拶

学部長 伊藤 友章

『2つの成長を目指して前へ踏み出そう』



新年度がはじまるこの時期は、自分のこれまでを振り返り、これからを考えることに適した時期だと思います。皆さんは、どのような志を抱いて北海学園大学経営学部に入学されたでしょうか。すでに入学の段階で将来の目標(なりたい自分)も心に抱き、そのために何を学ぶべきなのかをしっかり考えて過ごしている人もいれば、はっきりした目的もなく入学し、上級年次になっても自分の卒業後の姿もまだ十分に見通せないという人もいるでしょう。大学での学びは、何かを与えてくれることを待っているのではなく、自ら主体的に行動して学び、自らの手で成果を獲得しにいくものです。教員が与えてくれる知識を教室に座って待つのではなく、教員はあなたが来ることを待っているのが大学なのです。そうした主体的な行動の原動力となるのが、大学卒業後の将来を見据えたしっかりとした学びの目標になります。目標が見えれば、そのためにはどんな能力を身につけることが必要なのか、そしてそのために何を学び、どんな科目を選択していけばよいのか、誰に教えを請えばよいのかが自ずとみえてくることになるでしょう。

しかし大学の授業は、あなたが自ら考えた学びの目標を達成していくための手段であると同時に、その目標を見つけ出すきっかけを提供するものでもあります。どんな分野でも学問の世界はおそらくあなたが思っている以上に知的な刺激に満ち溢れています。特に目的もなく履修した科目の中に、今まで自分が知らなかった世界に出会ったり、知らなかったものの見方に出会うことで視野を広げることが出来たり、さらには気づかなかった自分を発見したりすることもあります。それらは教員から伝授されるものからだけでなく、共に教室で学んでいる仲間との意見の相互参照、議論、実作業を通じて得られることもあります。(いくつかの授業ではそれが促進されるような仕掛けも用意しています) そうしたことが、あなたが心に描いている「なりたい自分」にも大きな影響を与えることになるのです。

自ら立てた目標に照らして学ぶべきことを選択し、着実にその理想に近づいていくこともあなたにとっての成長ならば、新たな目標に見つけ出すために、この科目は自分の将来と大して関係ないからと決めつけることなく開かれた気持ちで日々の授業に真摯に向い、新たな気付きと目標を得ていくことも大切な成長です。この2つの種類の成長を念頭に、履修計画を考え、これからはじまる日々の授業の中でも意識してみてください。経営学部での学びを充実したものにしてくれるでしょう。

まずは自らの意思で今いるところから一歩前に踏み出してみることです。今年一年、皆さんの学生生活が実りあるものとなるようなることを願っています。