専門知識と実践力を身につけるための準備

経営学部は、経営分野の専門知識とそれを活かす実践力をあわせもち、組織や社会の発展に貢献しうるマネジメント能力に優れた人材を育成するために、コース制を導入したカリキュラムを設置しています。このような大学での学びに対応できるよう、大学で必要な学習技術の獲得とともに、卒業後の進路を見据えた大学での学修計画の策定に関する理解を深める「アカデミック・リテラシーI, II」を1年次に履修します。

講義の仕組み

1年次前期に開講される「アカデミック・リテラシーⅠ」では、まず、人生における大学生活の位置づけや、高校と大学とでの授業形態の違いを理解してもらったうえで、ノートテイキング、クリティカルシンキング、ロジカルシンキング、グループディスカッション、プレゼンテーションの仕方などといった、大学の授業を受けるにあたって必要不可欠となる基礎的な学修技能を修得してもらうべく、講義が展開されます。そのうえで、大学卒業後における自身のキャリアについて考えてもらうべく、キャリア認識の形成を促進する講義や、資格取得講座支援プログラムの紹介などが続けられます。

1年次後期に開講される「アカデミック・リテラシーⅡ」では、専門研究分野(経営・マーケット・企業・会計・情報・心理・英語)に関する理解を深めてもらうべく、2年次以降に専門科目の講義を行う経営学部専任教員全員が各回3名ずつ登壇し、それぞれの専門分野についてのミニ講義が展開されます。それらミニ講義を受講することによって、今後3年間でどのような専門科目を履修できるのかを理解してもらい、各自の学修計画の策定を行ってもらいます。